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AC(アダルトチルドレン)

AC(アダルトチルドレン)とは

「機能不全家庭に育った子供時代のストレスが抜け切れない状態のこと」

「アダルトチルドレン」とは「大人になりきれない子供のような大人」と言うように捉えている方も多いですが、そうではありません。
機能不全家族で育った者は、その家庭内での経験のため、共通の傾向、行動パターンが見受けられます。

機能不全家庭
家庭内にいくつかの兆候が見られます。

  • 拒絶
  • 矛盾
  • 家族への無共感
  • 家族間の境界線の欠如
  • 役割の置換
  • 社会からの孤立
  • 曖昧なメッセージ
  • 極端な論争・対立

機能不全の要因として、
健全でない親の8つの兆候
を示しています 。

  • 条件付きの愛情
  • 非尊重
  • 発言の抑圧
  • 感情の強制
  • 嘲笑
  • 過大なしつけ
  • 内面の否定
  • 社会に対する機能不全、または社会からの孤立

機能不全家庭を引き起こす8つの親のパターンについて 。

  • 窒息(子のアイデンティティーの侵害)
  • 利用
  • 虐待
  • 混乱
  • 完全主義
  • カルト信仰
  • 剥奪(子の欲するものを奪う)
  • 精神的な幼稚(虐待を排除しない)

子供への影響

機能不全家族で育った子供は、一般的に5つの傾向を持つようになります。

  • 良き子供を演じる
  • 問題のある子を演じる
  • 家族の管理的役割を持つ存在を演じる
  • 自分が存在していないように演じる
  • 現実逃避する

さらに、以下のような特徴もあります。

  • 自己愛が発達していない。子供の頃に健全な発達ができなかったため、他者と擬似的親子関係を形成する。
  • 他者を信じることができない。他者の苦しみに対する理解ができない。
  • 自尊心が低く、ポジティブな自己イメージを持てない。
  • 人間関係に常に問題が発生する。
  • 怒り、不安、絶望の感情になりやすい。
  • 他者と孤立しやすい。
  • 無慈悲。
  • 常に真面目で、子供らしさを持ち合わせない。年齢以上に早熟する。
  • 機能不全な関係を他者と築く。
  • 機能不全家族の行動を自分の子供に実行し、機能不全家族の世代間連鎖を引き起こす。

以上、ウィキペディアより抜粋

対人関係の問題を抱える生きにくいアダルトチルドレン

機能不全家庭に育った私も「AC(アダルトチルドレン)」です。

私の場合は、両親の愛情の欠落、母親の病気、父親の横暴的な性格が私を「いい子」にさせていました。

自分の感情を殺し、親の顔色をうかがう日々。病気の母親に心配をかけまいと「いい子」を演じ、寂しい心と現実のギャップに苦しんできました。
そして、追い打ちをかけて、学校でのイジメで、私は自分の居場所を見つけることがでませんでした。

社会へ出てからも、対人恐怖は抜けず、自分をよく見せようと思うところから感情の欠落を起こしていきました。
「自分が我慢して丸くおさまるなら・・・」と、嫌な出来事にも目をつぶり、我慢を続けてきたことで「本当の自分」を見失っていました。

家庭環境の中で、親からの愛情を感じ、自分に自信が持てていたら、誰に対しても自然な自分で居られたのだろうか・・・。

私のうつ病はこんなところから始まっていたのです。

精神科では「AC」は病気として扱うのではなく、うつ病の原因のひとつとして、心の洗浄と「認知行動療法」(注1)を行いながら、「認知の歪み」(注2)を治していきます。
主に「カウンセリング」が有効です。

   

⇒(注1)認知行動療法

子供時代の経験から誤って学んでしまった考え方、感情、行動などを日常生活の中で変えていく訓練です。意識的に日常生活の中で自分の認知の歪みを正していきます。

⇒(注2)認知の歪みの定義

1. 全か無か思考(all-or-nothing thinking)

ほとんどの問題は, 白か黒かのどちらかに決めることはできず、事実はそれらの中間にあるものですが、物事を見るときに、「白か黒か」という両極端の見方をしてしまうことを「全か無か思考」といいます。

<例>自分のやった仕事に少しの欠点が見つかって、「完全な失敗だ」と思う。
いつもAをとっている学生がたまたまBをとって,「もう完全にだめだ」と考える。

このような考え方をすると、「完全に○○である」ということは実際にはありえないのに、いきすぎ自分の要求に自らをあわせようとしていることになります。これは無理なことなので、失敗して自信を失うことになります。

普段は柔軟な見方ができている人でも、ストレスがかかった状況が長く続くと、往々にしてこのような硬直した考え方に陥りがちになります。そしてこのことにより、一層ストレスがかかったり、気分が暗くなったりして、悪循環になりかねません。「いつも〜である」、「完全に〜である」、「決して〜でない」といった考え方を頻繁にしてないか、一度、自分の思考パターンをふりかえってみてください。

2.一般化のしすぎ(overgeneralization) 1つの良くない出来事があると,「いつも決まってこうだ」、「うまくいったためしがない」などと考えること。

<例>ある若い男性が、好意を寄せている女性に一度デートを申しこんで断られただけなのに、「いつもこうだ。自分は決して女性とつきあうことなんかできない」と考える。

このような考え方をすると、いやなことが繰り返し起こっているように感じてしまうので、憂うつになってしまいます

3. 心のフィルター(mental filter)

1つの良くないことにこだわってくよくよ考え、他のことはすべて無視してしまうこと。ちょうど1滴のインクがコップ全体の水を黒くしてしまうように。「 心のサングラス 」ともいう。

<例>会社である企画を提案し、一般の評価はたいへんよいのに、ある人から受けた些細な批評が頭から離れず悩む。

このような思考パターンに陥ると、なにごともネガティブにみてしまうので、気分は、当然暗くなります。

4.マイナス化思考(disqualifying the positive)

単によいことを無視するだけでなく、なんでもないことやよい出来事を悪い出来事にすり替えてしまうこと。

<例 >自分は能力がないと考えている人が、仕事がうまくいっても「これはまぐれだ」と考える(このような考え方をする人は、仕事がうまくいかないときは、「やっぱり、自分はダメなんだ」と考える)。

「心のフィルター」は、ある出来事の肯定的な側面を無視することをいいますが、「マイナス化思考」は肯定的な側面の価値を引き下げることになり、いっそう悪い認知の歪みのパターンということができます。

5. 結論の飛躍(jumping to conclusion)

根拠もないのに悲観的な結論を出してしまう

a. 心の読みすぎ(mind reading) ある人が自分に悪く反応したと早合点してしまうこと

<例>会社の上司に仕事の経過を報告したが、上司はあまり関心をはらってくれない、むしろそっけない態度のように思え、「この頃、自分は上司に嫌われている」と考えた。(上司は、例えば、より急ぐべき案件に心を奪われていただけかもしれない。)

b. 先読みの誤り(the fortune teller error) 事態は確実に悪くなると決めつけること

<例>「この病気は決してなおらない」と考える。(うつ病になるとこのような考え方に陥ることがよくあります。)

6. 誇大視と過小評価(magnification and minimization)

自分の短所や失敗を過大に考え,逆に長所や成功したことを過小評価する。「双眼鏡のトリック」とも言う。

<例>些細なミスをおかして、「なんてことだ。これですべて台無しだ」と考える。(この例では、失敗の意味を過大に考えているので「誇大視」といえる。些細な失敗を犯したことで今までのことが100%の失敗になると考えているとすれば、「全か無か思考」ともいえる。このように「認知の歪み」のパターンは互いに重なりあっている場合も多く、いつもどれか一つの分類だけにあてはまるわけではない。)

7. 感情的決めつけ(emotional reasoning)

自分の感情が現実をリアルに反映して、事実を証明する証拠であるかのように考えてしまうこと。

<例>「不安を感じている。だから失敗するに違いない。」

感情的決めつけは、ネガティブな思考、感情が前面に出てきていて、ポジティブな思考、感情が後退しているような場面で生じやすい「認知の歪み」のパターンであることを考えれば、「心のフィルター」と密接な関係を持つことが分かります。

8. すべき思考(should thinking)

何かやろうとする時に「〜すべき]「〜すべきでない」と考える。

<例>「あの時、父親は怒るべきではなかった。」
「第二次世界大戦はおこってはならなかった。」
(→第二次世界大戦はおこるべきではなかった。物事の好き嫌いは別として、おこったことは現実として受け入れることが大切です。)

  何かをやろうとするときに、常に「〜すべき」「〜すべきでない」と考えると、その基準に合わせようとして自分自身を追い詰めることになります。できなかった場合は、あたかも自分が罰せられたように感じて、自己嫌悪に陥ったり、暗い気分になりやすいのです。「すべき思考」を他人に向けると、他人の価値基準とは往々にして合いませんから、イライラや怒りを感じることになります。

9. レッテル貼り(labeling and mislabeling)

ミスを犯した時に,「自分は敗北者だ」、「とんまもの!」などと自分にネガティブなレッテルを貼ってしまうこと。

レッテル貼りは、「一般化のしすぎ]が極端な形で現れたものです。レッテル貼りをすると、感情に巻き込まれて冷静な判断ができなくなります。

10. 自己関連づけ(personalization)

何か良くないことが起こった時、自分に責任がないような場合でも自分のせいにしてしまうこと。

「自己関連づけ」の思考パターンを繰り返すと、罪の意識を感じることになり、その結果自己評価が低下してしまいます。

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